R
CLAVI MINING
ホーム
ソリューション
導入事例
リソース
SEO
Contact
Seminar
読み込み中
導入事例 05|半導体製造装置メーカー E社(プライム上場)

海外顧客のフィールド対応を、AIで即応化。

出張対応コストを年間1.8億円削減

出張対応コスト

年間1.8億円削減

本社問い合わせ件数

月380件→月95件

SLA達成率

91%→98%

Global Field Support

Semiconductor Service Operation

01

Customer Site

E社の主力顧客は世界中の半導体工場であり、装置トラブル発生時のレスポンス速度はそのまま顧客満足度と契約継続率に直結する。

02

Head Office Support

しかし装置の世代が多く、過去20年分の設計変更・改修履歴・トラブル記録が分散しており、現地エンジニアが本社専門家への問い合わせと出張対応に頼っていた。

03

AI Knowledge

アフターサービス事業の利益率改善が経営課題となるなか、CLAVI Miningの導入で、フィールド対応の独立性とコスト構造を同時に改善した事例である。

業種

半導体製造装置開発・製造

導入対象

技術サポート・フィールドエンジニア部門

導入期間

PoC 8週間 → 段階展開 6ヶ月

導入前の課題

海外現地エンジニアが顧客サイトで装置トラブルに対応する際、本社の専門家への問い合わせが月平均380件発生していた。時差・言語・文書の所在を考えると、回答に半日以上かかることも珍しくなかった。顧客側からは「日本のサポート品質は高いが、レスポンスが遅い」というフィードバックが繰り返されていた。

重大トラブル時は本社から専門家が出張対応する必要があり、年間出張費・人件費だけで2億円を超えるコストがかかっていた。コロナ禍を経て出張の機動力が落ち、現地で完結できる体制構築が経営課題となっていた。

また、設計変更履歴と現地装置の世代が一致しない場合、誤った手順を案内してしまうリスクが常に存在していた。実際に2年前、機種混同による誤操作で部品損傷を招いた事例があり、AIを試す際は「機種別の検索精度」が経営から繰り返し問われていた。

選定理由

E社は、過去20年分の設計図・装置別マニュアル・トラブル記録をそのままAIに学習させ、装置型番ごとに正確に検索できることを要件としていた。汎用LLMでは型番違いの情報を混同する事例があり、選定基準から早期に外れた。

CLAVI Miningは、装置型番・改修バージョンを意識した検索が可能で、誤回答防止の特許技術により「世代違いの誤情報」を構造的に抑止できる点が決定打となった。PoC段階で過去5年間に発生した重大トラブル20件を対象に検証したところ、AIが提示した原因仮説と実際の原因の一致率は83%に達した。

さらに、多言語対応により、海外現地エンジニアが現地語で質問でき、本社の専門家への問い合わせを構造的に減らせる点も重視された。CSによる導入伴走で、9拠点それぞれの現地語運用を3ヶ月で立ち上げた点も大きい。

導入後の効果

RESULT

01

RESULT 1

【出張対応件数】年間210件→年間78件(63%減)。出張費・人件費合計で約1.8億円のコスト削減。アフターサービス事業の営業利益率が3.2ポイント改善した。

RESULT

02

RESULT 2

【本社問い合わせ件数】月380件→月95件(75%減)。本社専門家は設計改善業務に専念可能になり、次世代装置の開発スケジュールが前倒しできる効果も発生した。

RESULT

03

RESULT 3

【フィールド対応時間】顧客現場でのダウンタイム平均時間が2.4時間→0.8時間(67%短縮)。顧客の生産機会損失も大幅に低減した。

RESULT

04

RESULT 4

【顧客満足度】SLA達成率が91%→98%に上昇。複数の主要顧客から契約継続の理由として言及され、次年度の保守契約更新率が97%を超えた。

本事例から得られる示唆と、今後の展開

INSIGHT 1

E社の事例の本質は、「アフターサービスの利益率はナレッジ即応性で決まる」という事実である。装置の世代・型番が複雑化し続ける半導体産業では、フィールドエンジニアの判断速度が顧客満足度と直結する。出張前の事前判別精度、現地での問題解決能力、本社問い合わせの削減──これら全てがナレッジAIの活用で構造的に改善できる。

INSIGHT 2

E社では、アフターサービス部門でのCLAVI Mining活用を起点に、設計部門への展開も進めている。過去のフィールドトラブル傾向を設計フェーズに即時フィードバックする仕組みを構築し、「市場品質」と「設計品質」を一気通貫で改善する取り組みが始まっている。

INSIGHT 3

また、主要顧客との保守契約において「AIによる事前診断」をサービス価値として打ち出すマーケティング戦略にも踏み込み、アフターサービスの差別化要因として位置づけている。装置メーカーのサービス事業は、AI活用の有無で競争力に明確な差が生まれる時代に入った。

技術サポート本部長コメント

「装置トラブルは型番・世代依存。CLAVIは型番違いの誤回答が原理的に防げる設計だから、現地エンジニアがAI回答を信頼できるようになった。現地エンジニアの離職率も改善している。」